-
9. 夏の終わりに
過去126年間で一番暑かったという、今年の夏の終わりに
久しぶりに顔が赤く腫れ上がりました。
熱をもち、乾燥でつっぱり、いつものパウダーでは全くカバーできない、久しぶりの爆発でした。
首や手の指の症状も広がり、
アイスクリームの食べ過ぎ?
シェディング?
夏休みの生活の乱れ?
原...
-
8. 夏の辛さ
脱ステロイドの治療を始めた最初の夏は、汗をかくことがひどい刺激となって、ヒリヒリと痛み、なるべく室内で過ごし、ひたすら竹綿のガーゼで肌をカバーして過ごしていました。
海に入るといいというので、一度試しましたが、あまりにヒリヒリして少し早すぎたようでした。
翌年は、春に一度傷...
-
7. 治癒の経緯
一番最初のムーンフェイスが落ち着いた後も、肌はこわばり、深いシワと赤み、ひどい乾燥とともに肌は細かく剥け、時々襲ってくる痒みも長く残り、ゆっくりゆっくり改善していきました。
特に、おでこの赤みや痒みはずいぶん後まで残りました。よくステロイドを塗っていた箇所でもありました。
次に症状が...
-
6. 気持ちの浮き沈み
脱ステロイドのアレルギー治療に入ると、肌の症状の悪化だけでなく、
寒気や倦怠感、不眠、自律神経やホルモンの異常、血圧の変動などが、起こることあるそうです。
そして、これらによる気持ちの落ち込みが起こる場合もあり、そんな症状がないかどうかも、サポートスタッフの方が気遣って下さいました。...
-
5. リバウンド初期
ステロイドを塗ることをやめてすぐ、顔が腫れあがりました。
鼻の線が消え、目が埋まって、SF映画に出てくる宇宙人のようになります。
覚悟はしていましたが、こんな顔では外にも出られませんし、幼い娘が嫌がりはしないかとも気になりました。
娘は、おや?思った風でしたが、しばし私を見つめた後、いつ...
-
4. 家族の理解
湿疹というものが最初に出た記憶は小学生の頃。夏の暑い時期、肘と膝の裏に。
今思えば、汗疹のようなものだったのかもしれません。
小さい頃は喘息もあり、喘息が出ている時は、湿疹は引っ込む、湿疹が出ている時は喘息は出ていない、、のようなサイクルだと言われました。
夜中に寝られなくて、母...
-
3. プリックテスト
アレルゲンになり得るものの数はとても多く、その中から数種類の検査をして頂きました。
何を検査するかは、先生の長年の経験により、この辺りかと思われるものを選んで頂いているそうです。
(写真は4箇所ですが、この倍以上のアレルゲンで検査して頂きました)
既に自覚のあった、ダニ等に反応が出...
-
2. 当時の症状 と 保湿フリー
皮膚科で処方される、ステロイドの塗り薬が、昔ほどに効かないようになっているのを感じていました。
けれど、薬がどんどん強いものになる、というのを知っていたので、効き目が落ちても、とにかく一番弱いステロイドのみを使っていました。
年齢のせいか、太りやすい体質でしたが、あまり太ることもなくなり、体...
-
1. 脱ステロイド治療を通して 〜はじまり〜
「ステロイドを塗ることで、凌がれてきた
ポジティブな結果があるのですから、
今までは今まで。
それはそれでいいんですよ。」
ステロイドは、できたら使いたくない、
良くないと知りつつ、騙し騙しやってきましたが、
木俣肇クリニックの待合室で最初に頂いたメッセージは温かく...
右と左の矢印を使ってスライドショーをナビゲートするか、モバイルデバイスを使用している場合は左右にスワイプします