6. 気持ちの浮き沈み
脱ステロイドのアレルギー治療に入ると、肌の症状の悪化だけでなく、
寒気や倦怠感、不眠、自律神経やホルモンの異常、血圧の変動などが、起こることあるそうです。
そして、これらによる気持ちの落ち込みが起こる場合もあり、そんな症状がないかどうかも、サポートスタッフの方が気遣って下さいました。
私自身も治療の初期は、肌のことがザワザワと気になって、あまりよく眠れませんでした。
何よりも、まず鏡を見て気持ちが沈みます。
あの気持ちは、なんと表していいのか、言葉が見つけられません。
その間、何度も子育てのストレスにもぶつかり、落ち込む度に「体が頑張ってくれていますね」
治らなかった人を見たことがない、という力強い言葉にどれだけ救われたことか、感謝に耐えません。
コロナによるマスク生活と並行していたこともあり、次第に肌が荒れている状態を受け入れられるようになっていきました。
深い湖の底で、息を殺してじっと座っていたところから、
徐々に周囲を見渡しながら、水面に浮いてきた、、みたいな心情の変化がありました。(抽象的ですみません)
気持ちが楽になり、肌も少しずつ良くなり、一進一退する度に、落ち込み、
痒みや痛みで辛い時には、肌にあたる髪の毛すら忌まわしく、自分自身でカットして、娘を怖がらせてしまったこともありました。
そんなサイクルを繰り返しながら、浮上してきた感じがします。
今、辛い時期を通られている方には、必ず終わるからと、私自身の体験をお伝えしたいと思い、こちらで体験談を綴らせて頂いています。
画像 by: Ulrike Mai from Pixabay