メディ・フュージでもお勧めする和食に欠かすことのできない、お味噌がどのように有効に働くかー
2011年の原発事故後、放射能は危険 vs 危険ではないの議論から、
タブーが生まれてしまうことを危惧し、こんな思いで届けた下さった本です。
「わからないからこそ、考える。
わからないからこそ、話し合う。
わからないからこそ、試してみる。
そのための一助になるようになるものを書けたらと思って作ったのがこの本です。
『わからないことがあったら本を書け』という言葉があります。
『みそは絶対に放射能対策になる』と言い切れなくても、そのことについて語っていい、という空気を作る一人になれればと願っています。」
「」:富貴書房サイトより抜粋
【富貴書房ブックレット 02 全44ページ】
文:冨田貴史
絵:冨田栄里、川村若菜装幀:川邉雄
<目次>
(目次)
みそ汁賛美歌
土とからだと微生物
土と植物と微生物
体の中の微生物
発酵食品の中の微生物
東アジアで元気に育つ”かび”がつくる発酵食品
醤が日本列島に渡り、味噌が生まれる
「味噌」は「あじかまびすしい」
米みそ、麦みそ、豆みそ、合わせみそ
かまびすしき 手前みそ
味噌とコミュニティの未来
みそ汁のススメ
みそ near me !〜わたしのまわりのかもす人びと〜
あとがき
富田貴史(とみた たかふみ)
明治大学経営学部卒業。
ソニーミュージック勤務後、フリーランスで原発や暦をテーマにしたワークショップを全国で行う。
2011年の原発事故後は、保養キャンプなどの活動を続けながら、養生のための作業所「富貴工房」を立ち上げて味噌づくりや草木染めを行っている。
2018年に自主出版のための「富貴書房」を立ち上げ、執筆と編集を中心とした活動を続けている。