初診時の問診と治療
1. 問診から始めます
- 発症の時期、ステロイドを含む薬や保湿剤の使用歴、年数。サプリメントやプロテインなどの服用の有無について
- 合併症の有無
- 本人が自覚しているアレルギーの有無。
- 不眠や食欲、酒肴品など生活全般に悪習慣となっているものがないか、ストレスになっている事がないかなど聞ける範囲で悪化要因を問診
2.  ステロイド依存から離脱していただくために、リバウンドやステロイドによる薬害症状が起こる可能性がある事を理解していただき、今後ステロイドを使用しない治療を進めることを同意書へのサインして貰います。
3.  その後、サポート体制があることを患者さんにお約束し、スタッフと共有しチームで治療開始します。
初診時に
- 
アトピー性皮膚炎に食物アレルギーや花粉症などのアレルギー性疾患の有無をプリックテストにより調べます 
- 
傷や症状の皮膚から細菌培養検査にて菌を同定し、黄色ブドウ球菌による細菌感染症や単純ヘルペスなどのウィルス感染症が起こっていないか調べます 
- 
激しいリバウンド症状を起こることを防止するため、安全に脱ステするために抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの処方開始。感染症があれば感染症の治療も併せて開始。 
- 
アレルギーが判明したら患者さんごとの食事指導のレクチャーします 
- 
生活習慣に問題があればアドバイスをします 
リバウンドが起こったら
問診にて今一度リバウンドがなぜ起こっているかを確認します。
肌の悪化だけでなく、寒気や倦怠感、不眠、自律神経やホルモンの異常、血圧の変動等離脱時に起こる症状であることを説明します。また今までの経験から沢山の他の患者さんがリバウンドを克服された経過を写真や資料から説明します。
症状に恐れるだけではなく、
- 
正しい体の反応であり有する治療経過であること。 
- 
期間に個人差はあるが、リバウンドが終わらなかった人は当院では見たことがない。 
- 
体の恒常性とはすばらしいものでステロイドや悪化要因から離れてゆくと必ず治癒する方に動いてゆくことを伝えます。 
リバウンドの対処
- 
内服薬の継続 
- 
シャワーの回数を減らす 
- 
浸出液を止め、感染症を防ぎ、皮膚の形成を促すために、医療用不織布ガーゼ バンブスで傷をカバー 
